Gift&life with 天の製茶園

無農薬、無肥料で繋ぐ天空の茶園
水俣市中心部から車で30分。鹿児島県との県境、水俣の海を挟んで島原雲仙岳が望め、振り向くと鹿児島の霧島を見渡せる標高600mの高原に広大な茶畑が一面に広がります。
南向きの斜面には真夏の太陽が厳しく照りつける一方で心地よい風も吹き抜けます。「石が飛ぶほど強い風が吹くことから、〝石飛(いしとび)地区〟と名付けられたこの地区では、平野部との温度差が大きい高冷地で、寒暖の差が大きく、土壌は火山灰土の赤土です。お茶作りには最適の条件です。
父親の代から始めた無農薬、無肥料による栽培方法にこだわり紡いできた茶畑は、今では約12品種で11ヘクタールもの茶畑になりました。こだわりはなんと言っても、90年前に植えられた古木の在来種を無農薬、無肥料で育て、丁寧に一つずつ手作業で摘み取ります。個性の強い在来種は品種茶に比べて風味のバエーションも豊かです。